タミフルの特許期間は?

タミフルの特許期間は、特許の出願日が1996年2月26日なので、2016年2月26日までとなりますが、特許法67条第2項に特許期間延長制度があり、薬事法等の規定に基づく製造販売承認の為の臨床試験義務などにより一定期間の独占排他権の期間が侵食される場合は5年を限度に特許期間が補償されます。
実際にタミフルは、特許の延長登録出願がされている為、特許期間が最大5年延長され2021年2月26日までとなる可能性があります。
しかし、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)では、アメリカとオーストラリアの間で医薬品の特許保護に関して実質8年の合意がなされているので、以後開発する薬の特許期間に影響がありそうです。
タミフルは、オセルタミビルリン酸塩を主成分とする腎排泄型のノイラミニダーゼ阻害剤であり、シメブレビルやテラプレビルの様にウイルスを直接的に不活性化する作用のある直接作用型ウイルス薬では無く、ウイルスの増殖を抑制してインフルエンザの症状を悪化させない医薬品です。
インフルエンザは、ウイルスが感染細胞内で自身の遺伝子情報を脱殻する事で、感染細胞内でウイルスの増殖を可能にし、増殖したインフルエンザウイルスを細胞外へ放出して、更にウイルスの増殖スピードをあげます。
タミフルは、ウイルスを細胞から放出する際に活躍するウイルスノイラミニダーゼの働きを阻害し、ウイルスを細胞内に閉じ込めてウイルスの増殖を抑制します。
その為、タミフル自体には、インフルエンザウイルスを死滅させる効果はなく、高熱の場合には解熱鎮痛薬の投与や細菌感染症などの二次感染の危険性がある時には、抗菌薬を投与するなどの対症療法が行われています。
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